石川県の白山の麓にある鳥越城に行ってました。
門や石垣などがしっかり残っていて、当時のお城のがそのまま廃墟として残ったような、すごく雰囲気のあるお城で前から行ってみたかった場所です。
事前情報を得るべく、ネットサーフィン。
すると、心霊スポットとして有名な場所として紹介されている記事もあり、ちょっと一人で行くことにためらいが…。
やっぱりあの写真でみる雰囲気は、こういうところからきているのか…。そんな不安を抱きながら、やっぱり一人で城攻めです。
歴史を紐解くと、心霊スポットにふさわしく、昔は何度も戦場となり多くの人がここで亡くなっているようです。
特に、本願寺一向一揆の北陸最後の砦として織田軍と徹底抗戦を行い、その後織田軍の武将、佐久間盛政の攻勢により落城。
捕らえられた3百名以上が磔にされ処刑されたという悲しい歴史があります。
実際に現地に行ってみると、しとしと涙のような小雨が降ってきて、かなり雰囲気出てました。
しかも、誰か観光に来てないかなぁという淡い期待も持っていましたが、まさかの貸し切り状態。
いつもならかなり喜んでいるところですが、さすがのこの雰囲気と見なければ良かった事前情報により、かなりドキドキ。
でも、お城に入るとそんな恐怖もなくなり、興味津々にいろんな場所をウォッチ。
俺、やっぱりお城大好きと自分で思えるくらいに、この鳥越城も隅々まで堪能できました。
本丸には、井戸の跡や便所の跡まで残っていて結構生活感ありました。
帰りには、近くに鳥越一向一揆歴史館を見つけたので早速訪問。
北陸の一向一揆の成り立ちや歴史がじっくり学べてすごくよかったです。
資料館の中は鳥越一向一揆の歴史を知ることができる映画館も準備されていて、こちらも貸し切り状態で鑑賞させていただきました。
思いっ切って来て良かったなあ。